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九州大学 1997年度
理系数学 第4問(a)

問題

四面体において,点

である点とする.また,3点を,

である点とする.

(1) 点が四面体の内部にあるとき,の満たすべき条件を求めよ.ただし,四面体の内部とは,四面体からその表面を除いた部分をさす.

(2) 四面体と四面体の体積をそれぞれとするとき,を用いて表せ.

(3) 4点が同一平面上にあるとき,を用いて表せ.

(4) であって,4点が同一平面上にあるとき,の最小値を求めよ.

出典:九州大学 1997年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問(a)

方針

を基底として係数を読む。四面体内部の条件は、に関する係数がすべて正であること。(2)は3方向の拡大率から体積比がになる。(3)では平面上の点を係数和1で表し、の係数と比較してを得る。(4)は, を代入してに直し、の最小から体積比を決める。

解答

, , とおく。

(1) 点 である。四面体の内部にある点は と表したとき を満たす。ここではなので である。したがって である。

(2) 点はそれぞれ方向に倍した位置にある。したがって四面体の体積は四面体の体積の倍であり である。

(3) 平面上の点は、を満たす実数を用いて と表される。これがに等しいとすると である。よって となる。したがって である。

(4) より である。(3)に代入して を得る。分母を払って整理すると である。 とおくとである。一方 だから である。より である。等号はのときで、条件と合わせるとで実現する。

このとき体積比は なので、最小値は である。

別解。(3)の平面は、の係数を座標のように見れば と書ける。点なので、すぐにが得られる。