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熊本大学 2026年度
文理共通数学 第3問(理工系)

問題

最高次の係数が である つの 次関数 は,次の条件 (i) と (ii) を満たすとする。

(i)

(ii) に対して,

以下の問いに答えよ。

(問1) をそれぞれ求めよ。

(問2) を求めよ。

出典:熊本大学 2026年度 前期 文理共通 第3問

方針

極限が0である点では,分子の零点の重複度が分母より大きい。 での重複度を3次という次数制約と合わせて を一意に決める。続いて とおき, の極限値から係数を定め,積分は部分分数分解する。

解答

(問1)

多項式 における零点の重複度を と書く。有限な極限

が成り立つためには が必要である。

より であり, の条件から である。また の条件から である。 は3次で最高次係数が1だから,これらで次数を使い切り,

と一意に決まる。同時に の零点は1重である。

そこで

とおく。 なので であり,極限は値の比に等しい。条件より

だから である。よって

となり, を得る。したがって

である。

(問2)

である。区間 には特異点がないので