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九州大学 2002年度
理系数学 第5問(b)

問題

正の実数の3乗根を近似することを考える.与えられた2以上の整数に対して関数

とする.ここでの導関数である.次の問いに答えよ.

(1)

の形で表されることを示せ.

(2) とする.このとき,

の形で表されることを示せ.

(3) とする.に注意して,不等式

が成り立つことを示せ.また,を小数第3位まで求めよ(すなわち,小数第4位以下を切り捨てよ).

出典:九州大学 2002年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第5問(b)

方針

と置き、 として を因数分解する。 を1つの分数にまとめ、分子に が出ることを展開で確認する。 では残った2次式がさらに となり、3乗の誤差評価になる。数値評価では を出し、 で誤差を上から押さえる。

解答

(1)

とおく。すると である。 であり である。したがって、分母が0でない範囲で となる。

よって

分子を整理すると

したがって

であり、指定された形になっている。

(2)

(1)の式で とすると である。また分母は である。したがって

となり、指定された形で表される。

(3)

とし、 とおく。まず であり だから である。したがって である。

(2)の式より

である。問題文の注意から なので、 である。よって である。

また だから である。したがって が示された。

さらに であるから である。よって小数第4位以下を切り捨てると である。