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九州大学 2000年度
文系数学 第4問(c)

問題

空間内に3点をとる.

(1) 空間内の点を満たしながら動くとき,この点はある定点から一定の距離にあることを示せ.

(2) (1)における定点は3点を通る平面上にあることを示せ.

(3) (1)におけるについて,四面体の体積の最大値を求めよ.

出典:九州大学 2000年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第4問(c)

方針

とおいて内積条件を座標で展開する。2次式を平方完成すると球面の方程式になり、中心 と半径が分かる。(2)では3点 を通る平面を切片形で書き、 を代入して確認する。(3)では四面体の底面を と見て、体積が底面積と高さで決まることを使う。球の中心が底面の平面上にあるため、高さの最大値は球の半径に等しい。

解答

(1)

とおく。このとき であり、 だから である。

したがって条件 すなわち である。3で割って平方完成すると より

となる。よって は定点 から一定距離 にある。

(2)

3点 を通る平面は切片形で と書ける。ここに を代入すると である。したがって は3点 を通る平面上にある。

(3)

四面体 の底面を と見る。まず であるから、底面積は

である。

(2)より球の中心 は底面の平面上にある。したがって、球面上の点 からこの平面までの距離の最大値は球の半径 である。よって体積の最大値は である。