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九州大学 2000年度
文系数学 第1問

問題

原点を,直線上の動点を,中心,半径の円をとする.線分との交点で原点でないものをとし,上にを満たす点をとる.

(1) 点を動かしたとき,点の軌跡を表す方程式をとで表せ.

(2) を100以下の自然数として,点が(1)で求めた曲線上にあるような組をすべて求めよ.

出典:九州大学 2000年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第1問

方針

とおき、線分 上の点を と表す。円 なので、交点 に対応する がすぐに決まる。 であることから の座標を で表し、媒介変数 を消去する。(2)では曲線上の点 を代入し、 を得る。 が互いに素であるため、 が平方数になることを使って候補を絞る。

解答

(1)

直線 上の動点を とおく。円 は中心 、半径 なので すなわち である。

線分 上の点は と書ける。これが円 上にあるとき である。 なので であり、 である。したがって である。一方 だから である。

上にあり、 を満たすので、 方向の単位ベクトルを用いて である。よって である。この2式から であり、したがって

である。一方 だから、求める軌跡の方程式は である。

(2)

がこの曲線上にある条件は である。整理すると より である。

ここで は互いに素である。したがって が平方数であるためには、 自身が平方数でなければならない。そこで とおくと、 は自然数で である。また より である。

条件 から である。これを満たす自然数は であり、 では となる。したがって求める組は である。

別解。角度を用いると軌跡の形がさらに見やすい。直線 軸となす角を とする。点 は直線 上にあるので である。また円 は線分 を直径とする円であるから、半直線 との原点でない交点 について である。したがって

である。よって

となる。このとき

であり、同じ軌跡方程式を得る。