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東京大学 2013年度
理系数学 第4問

問題

においてとする。の内部の点

をみたす。

(1) を求めよ。

(2) を求めよ。

出典:東京大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問

方針

3つの単位ベクトルの和が になる条件から、3方向は互いに をなすことが分かる。これで が決まる。距離は とおき、余弦定理で を表す。3式の差から を導き、正の解を求める。

解答

(1)

とおく。これらはいずれも長さ のベクトルであり、条件より である。したがって であり、両辺の長さの二乗を比べると である。左辺は

なので である。よって のなす角は である。同様に他の2組も をなす。したがって である。

(2)

とおく。 であり、 である。余弦定理より すなわち である。同様に である。

3式の差をとる。第3式から第2式を引くと であり、 である。また第2式から第1式を引くと より である。 とおくと である。したがって より である。これを に代入すると である。 であり、 も必要なので は不適、よって である。

したがって

である。ゆえに

である。