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東北大学 2008年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

をみたすとし,ベクトルの内積をとおく.辺の中点をの二等分線と辺の交点を,頂点から直線に垂線をおろし,交点をとする.とおくとき,以下の問いに答えよ.

(1) ベクトルで表せ.

(2) 辺上に点がの順に並ぶようなの範囲を求めよ.ただし,これら5点はどの2点も一致しないものとする.

出典:東北大学 2008年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

上の点を から へ向かうパラメータ で表し, と置く。 に対応する をそれぞれ求めれば,(2)の順序条件は単に という不等式になる。 は垂足なので, を内積で表して を求める。

解答

(1)

とする。

まず の中点であるから である。

次に の二等分線と の交点である。角の二等分線の性質より である。したがって に内分する点なので である。

最後に を求める。 上にあるから

とおける。 から へ下ろした垂線の足なので である。ここで

であるから であり, である。よって となり である。したがって

すなわち

である。

(2)

三角形がつぶれないためには, より である。この範囲では である。 上のパラメータ で見ると, に対応する値は順に である。したがって,この順に並び,どの2点も一致しない条件は である。

分母は正なので,左の不等式から すなわち であり, を得る。右の不等式から であり, を得る。

もともとの三角形の条件 と合わせると,求める範囲は である。