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東北大学 2005年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

を正の実数とする.に関する4次方程式

は4つの異なる複素数解をもつとする.このときの値を求めよ.

出典:東北大学 2005年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

とおく。4つの解は であるから、方程式の左辺は2つの実係数2次式の積として表せる。係数比較で を導き、 に関する方程式へ落とす。最後に 、4つの解が相異なることを満たす候補だけを残す。

解答

とおく。4つの解に が含まれ、しかも異なる複素数解であるから である。また であり、 である。したがって4つの解は である。

よって方程式の左辺は に等しい。これを展開して係数を比較する。 の係数から である。 なので である。

次に の係数から すなわち を得る。また の係数から であり、 を代入すると である。 なので で割って を得る。

ここで とおく。上の2式から であり、さらに である。

最後に定数項を比較する。定数項は であり、もとの方程式の定数項は である。したがって である。整理すると となる。よって である。 のとき、 より であり、 である。また である。 のとき、 より である。したがって であり、 である。

どちらの場合も であり、さらに はそれぞれ で正である。よって であり、4つの解は相異なる。したがって求める値は

である。