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東北大学 1991年度
理系数学 前期 第5問

問題

(1) のとき,次の不等式が成り立つことを証明せよ.

(2) 曲線 の概形をかけ.

(3) 直線 および曲線で囲まれる図形を軸のまわりに1回転してできる立体の体積をとする.を求めよ.

出典:東北大学 1991年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第5問

方針

(1)は と置くと、よく知られた 型の不等式になる。これは微分で単調性を示す。(2)は から増減と最小値を調べ、 も確認する。(3)は 軸回転なので円筒殻で体積を表し、 の極限を評価する。

解答

(1)

とおく。 より である。また であり、右辺は である。したがって示すべき不等式は すなわち である。

ここで とおくと である。 では であり、また である。したがって となる。すなわち である。よって が成り立つ。

(2)

とおく。微分すると であり、さらに である。したがって では減少し、 では増加する。 で最小値 をとる。

また となるのは より である。さらに であり、このとき なので下側から0に近づく。以上より、曲線は で原点に下側から近づき、 で最小となり、 軸と交わった後、増加していく。

(3)

では である。 軸のまわりに回転するので、円筒殻を用いると

である。

積分を計算すると である。したがって である。ここで なので である。