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東北大学 1990年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

に対し

とおき,の要素の個数をとおく.和を求めよ.

出典:東北大学 1990年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

の要素数は、3つの負でない整数の和が になる組の数である。区切りを2本入れる数え方で を求める。あとは逆数を部分分数分解し、有限和を取ってから極限を考えると望みの無限和が出る。

解答

は負でない整数で を満たす。これは、 個の同じものを3つの箱に分ける方法の数であり、区切り2本を含めた 個の位置から区切りの位置を選べばよい。したがって である。

よって であり、部分分数分解すると である。したがって、 までの部分和は

である。右辺は途中の項が打ち消し合って となる。よって として である。

別解。 は三角数であり、具体的には である。逆数をそのまま足すのではなく、各項を と見れば、和が望遠的に消えることが見える。この形に直すのが本問の計算上の中心である。