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東北大学 1981年度
理系数学 前期 第6問

問題

平面上を運動する点の座標が時刻のとき

で表されている.のときにあり,が限りなく大きくなるとき原点に近づき,時刻における速さはに等しいという.

(1) 関数を求めよ.

(2) 時刻0から時刻までの間に,点が動く道のりを求めよ.ただし,とする.

出典:東北大学 1981年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第6問

方針

座標を微分して速さの2乗を作ると、交差項が消えて になる。速さが に等しいので であり、 を得る。初期条件 と、 が大きくなると原点へ近づく条件 から減少する枝 を選ぶ。道のりは速さ から まで積分する。

解答

(1)

時刻 である。与えられた式より だから である。

次に速度を求める。 より であり、 である。したがって速さの2乗は であり、交差項は打ち消し合う。よって である。

速さは に等しいので、特に である。また だから である。点 と原点の距離は である。 が限りなく大きくなると原点に近づくので である。初期値 から0へ近づくため、選ぶべき符号は である。

これを解くと であり、 となる。 より だから である。

(2)

時刻 における速さは であるから、時刻0から時刻 までの道のりを とすると である。したがって

である。よって である。