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名古屋大学 1984年度
理系数学 第4問(b)

問題

さいころを回投げ,6の目が回出れば,は定数で)の金額のお金が得られるものとする.得られる金額の平均値(期待値)のどちらが大きいか.

出典:名古屋大学 1984年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問(b)

方針

6の目が出た回数 を、各回の指示変数 の和として表す。 はすぐ出るが、比較に必要なのは であり、 として求める。最後に期待金額 と指定式との差を取る。

解答

6の目が出た回数を とする。各回について、6の目が出れば 、出なければ となる変数を とおくと である。各 について だから である。

次に を求める。 であり、 のとき独立性より である。したがって

である。

得られる金額の期待値は であるから である。

これと との差を取ると である。, なのでこれは正である。したがって の方が大きい。