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京都大学 2024年度
理系数学 第6問

問題

自然数に対して,とする.を自然数とし,の整数部分が桁であるようなの個数をとする.また,の整数部分が桁であり,その最高位の数字が1であるようなの個数をとする.次を求めよ.

ただし,例えば実数の整数部分2345は4桁で,最高位の数字は2である.

出典:京都大学 2024年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第6問

方針

整数部分が桁である条件はである。とおくと,これは,すなわちが長さの区間に入る条件になる。最高位が1である条件はで,同様に長さの区間になる。区間に含まれる整数の個数は区間長との差が高々一定なので,個数比の極限は区間長の比の極限に等しい。

解答

とおく。の整数部分が桁であるための条件は である。底2の対数をとると であり,さらに平方して となる。したがっては,この半開区間に含まれる自然数の個数である。この区間の長さは である。

次に,整数部分が桁で最高位の数字が1である条件を考える。これは である。底2の対数をとると であり,平方して となる。したがっては,この半開区間に含まれる自然数の個数である。この区間の長さは である。

ここで,任意の区間について,その中に含まれる整数の個数と区間の長さとの差は高々一定である。したがって,で区間長が無限大になる本問では,個数の比の極限は区間長の比の極限と一致する。よって

である。なので である。したがって である。