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京都大学 2011年度
理系数学 第2問

問題

を実数とし,を原点とする座標平面上において,行列によって表される1次変換をとする.この1次変換が2つの条件

(i) 点を点に移す

(ii) 点と点によって点にそれぞれ移るとき,の面積がである

を満たすとき,を求めよ.

出典:京都大学 2011年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

条件(i)は、行列を に作用させて成分比較すれば の関係が出る。条件(ii)では、 の像は行列の第1列・第2列であり、 の面積はこの2ベクトルが作る平行四辺形の面積の半分である。面積条件は絶対値付きの式になるので、最後に2通りを忘れずに戻す。

解答

条件(i)より

である。左辺を計算して成分を比較すると である。したがって となる。

次に、点 の像は行列の第1列であり、点 の像は第2列である。したがって である。

の面積は、ベクトル が作る平行四辺形の面積の半分である。よって である。これが に等しいから である。

ここに を代入すると となる。したがって であるから である。対応する である。

以上より である。