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京都大学 2010年度
理系乙数学 理系乙 第2問

問題

を正の実数とする。座標平面上の3点をとり、三角形を考える。の値が変化するとき、の最大値を求めよ。

出典:京都大学 2010年度 前期日程 第2次学力試験(理系乙) 理系乙 理系乙 第2問

方針

の内積と2次元の面積成分から、角 の正接を求める。内積の二次式は常に正なので の逆数を取り、相加相乗平均により と評価して最大値と等号条件を同時に決める。

解答

とおく。

である。これらの内積は

である。この二次式の判別式は で、係数が正だから常に正である。したがって である。

また2つのベクトルが作る平行四辺形の面積は

であるから

ここで より

等号は 、すなわち のときに成り立つ。よって であり、 で正接は増加するから

のとき等号が成り立つので、 の最大値は

である。