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京都大学 2001年度
理系数学 第6問

問題

次の極限値を求めよ.

出典:京都大学 2001年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第6問

方針

の周期は なので、 個の小区間に分ける。各小区間で と置くと、三角関数部分は毎回 になり、指数関数の減衰は等比数列の和として外に出る。 を組み合わせて極限を求める。別解として、各周期内で を上下から定数で押さえる評価でも同じ極限に到達できる。

解答

求める積分を とおく。 の周期は であり、区間

に分けられる。

この小区間で とおくと、 であり、また である。さらに だから である。

したがって となる。すなわち

である。

まず、 では であり、しかも だから である。より具体的には より、差の積分は0に近づく。

次に等比数列の和は である。したがって

となる。 であり、 だから である。

以上より である。したがって求める極限値は である。

別解。各小区間 では は単調減少であるから である。また

である。よって

となる。右辺は であり、左辺は右辺に を掛けたものなので同じく に近づく。はさみうちの原理により、 である。