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京都大学 1997年度
後期・理系数学 後期 第4問

問題

について、(1) 実数解ではを示せ.(2) 相異なる実数解が全部で8組あることを示せ.

出典:京都大学 1997年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問

方針

(1) 絶対値が最大の変数を選んで矛盾を示す。(2) と置き、2倍角公式でを順に表してを解き、重複を除いて数える。

解答

(1)

とする。と仮定し、例えばとする。このとき

である。最後の不等式は

による。従ってとなり、の定義に矛盾する。他の変数が最大の場合も同様なので

(2)

(1)より と書ける。2倍角公式から

第3式は

となる。従って

で得られる値は

および

である。両群で重なるのはだけなので、相異なる値は個である。

から

を作れば元の3式をすべて満たす。またではが狭義減少するので、8個のは相異なる8組を与える。逆に任意の解はこの形に帰着したから、解は全部で8組である。