問題
単位球面上の4点がを満たす.(1) を示せ.(2) をの対蹠点とする。が相異なるなら、この順に長方形の頂点となることを示せ.
出典:京都大学 1997年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問
方針
位置ベクトルを置く。(1) は和の関係から2本ずつの和の長さを比較して内積を一致させる。(2) は対角線の中点一致で平行四辺形を示し、対角線長が等しいことから長方形と結論する。
解答
位置ベクトルを
とおく。すべて長さ1で
(1)
だから両辺の長さの二乗を比較して
従ってであり、
よってである。
(2)
の位置ベクトルはである。元の和から
従って線分との中点は一致し、四角形は平行四辺形である。
また同様に
すなわち2本の対角線は等しい。対角線が等しい平行四辺形は長方形である。4点が相異なるという仮定により退化しないので、はこの順に長方形の頂点である。