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京都大学 1996年度
後期・理系数学 後期 第4問

問題

とする。隣り合う2辺が、残り4辺がすべて1である四面体が存在する点の範囲を図示せよ。

出典:京都大学 1996年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問

方針

共通頂点から出る3辺をベクトルとし、6辺長から内積を決める。3ベクトルが空間内で一次独立になる条件をグラム行列の行列式で表す。

解答

特別な2辺の共通頂点を、その端点を、第4頂点をとする。とおくと

残りの辺長が1であることから

この3ベクトルのグラム行列の行列式は、展開して

四面体が正の体積をもつ必要十分条件はが正定値であることである。問題の条件のもとでは、なら2次の主小行列式も正になる。実際

から従う。従って存在範囲は

すなわち直線の間にあり、楕円の内部にある部分で、境界はいずれも含まない。