横浜国立大学 2025年度
理系数学 第1問(1)
- 試験区分
- 前期
- 対象
- 理工学部・都市科学部
- 分野
- 微分、三角関数
- 解法
- 増減表、グラフの概形
- 難易度
- 5 / 10 計算量 5 / 10 目安 15分
問題
次の問いに答えよ。
(1) 関数f(x)=2+sinxcosx(0<x<2π)に対して,xy平面上の曲線y=f(x)をCとする。f(x)の増減,極値,Cの凹凸,変曲点を調べ,Cの概形を描け。
出典:横浜国立大学 2025年度 前期 理系 第1問(1)
方針
f′(x)とf′′(x)を直接計算する。分母2+sinxは常に正なので,符号判定は分子だけで行える。端点での値も確認し,増減・凹凸・変曲点をまとめて概形を記述する。
解答
(1)
f′(x)=−(2+sinx)21+2sinx
である。分母は正であるから,f′(x)=0となるのはsinx=−1/2,すなわち
x=67π,611π
である。したがって,f(x)は
(0,7π/6)で減少,(7π/6,11π/6)で増加,(11π/6,2π)で減少
する。極小値は
であり,極大値は
である。
次に
f′′(x)=−(2+sinx)32cosx(1−sinx)
である。よってCは
(0,π/2)と(3π/2,2π)で上に凸,(π/2,3π/2)で下に凸
である。変曲点は
(2π,0),(23π,0)
である。さらにx→0+0,x→2π−0でf(x)→1/2である。以上を用いて概形を描けばよい。