問題
座標平面上の2点,が,曲線 上を自由に動くとき,線分をに内分する点が動く範囲をとする。ただし,のときはとする。
(1) ををみたす実数とするとき,点がに属するためのの条件をを用いて表せ。
(2) を図示せよ。% 図は省略
出典:東京大学 2007年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第3問
方針
, とおき,内分点 を で表す。 から と消去すると, となり,固定した について の2次関数を調べればよい。制約 , から の許される区間を求めると, は常に含まれるので最小は 。最大は端点のうち から遠い方で起こり,端点の切り替わりにより で場合分けする。
解答
(1)
とおく。 は線分 を に内分する点であるから である。第1式から である。これを に代入すると
となる。
次に の範囲を求める。 はどちらも の曲線上を動くので である。 を用いると すなわち である。したがって許される の範囲は
である。 のとき, はこの区間に含まれる。よって の最小値は である。
最大値は許される区間の端点で起こる。端点と との距離を比較する。 では,区間は であり, の方が から遠い。よって最大値は である。 では,区間は であり,左端の方が から遠い。よって最大値は である。 では,同じ区間で右端の方が から遠い。よって最大値は である。 では,区間は であり, の方が から遠い。よって最大値は である。
以上より,点 が に属する条件は である。ただし
である。
(2)
求める領域は,横軸を ,縦軸を と見ると, において,下側を放物線 で,上側を(1)の折れ目をもつ曲線 で囲まれる部分である。上側境界は で式が切り替わるので,図示ではこの3点を境に4つの放物線弧をつなぐ。