過去問データベース 過去問を探す

東京大学 2007年度
理系数学 第2問

問題

を2以上の整数とする。平面上に個の点があり,次の2つの条件をみたしている。

(i)

(ii) 線分の長さは1,線分の長さはである。

線分の長さをとし,とおくとき,を求めよ。

出典:東京大学 2007年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

とおく。各三角形 では, の角が一定で, 側の角も一定なので,正弦定理から が一定になる。初期条件 より である。各辺 は余弦定理で の一定倍になり, は等比数列の和に帰着する。最後は として, を用いる。

解答

とおく。また とおく。条件より,すべての について三角形 における角は における角は である。

三角形 に正弦定理を用いると,辺 は角 の向かい,辺 は角 の向かいにあるので である。右辺は によらない。ところが であるから,この一定比を とおける。したがって である。

次に, を余弦定理で求める。 のなす角は だから

である。よって である。

したがって

である。

ここで であり, だから

である。 のとき なので

である。また である。以上より である。