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東京大学 2001年度
理系数学 第3問

問題

実数に対し,平面上の点を頂点とする三角形の面積をとし,線分と双曲線とで囲まれた部分の面積をとする。このとき

とおくと,関数においてつねに減少することを示せ。

出典:東京大学 2001年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第3問

方針

まず座標から三角形の面積 を求める。領域 は、 では直線 と直線 の間、 では双曲線 と直線 の間として積分する。相殺により となるので、 を微分する。最後の符号判定は を別関数の微分で示す。

解答

三角形 の面積を求める。 であるから、座標による面積公式より

である。 なのでこれは正である。

次に を求める。直線 であり、直線 は傾き だから である。 では、囲まれた領域は直線 と直線 の間にある。 では、上側が双曲線 、下側が直線 である。したがって

よって

である。

これを微分する。分母は で正であり、

である。

したがって、 を示すには を示せばよい。そこで とおく。微分すると

である。また のとき である。よって では すなわち が成り立つ。

以上より であり、分母 は正であるから である。したがって においてつねに減少する。