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東北大学 2016年度
理系数学 前期 第3問

問題

サイコロを3回振って出た目の数をそれぞれ順にとする。以下の問いに答えよ。

(1) がある直角三角形の3辺の長さとなる確率を求めよ。

(2) がある鈍角三角形の3辺の長さとなる確率を求めよ。

出典:東北大学 2016年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第3問

方針

サイコロは順序付きに数えるが,三角形の判定は3つの目を小さい順に並べて行う。(1)はからまでの整数辺でピタゴラスの関係を満たす組を探す。(2)は三角形条件と鈍角条件を満たす組を列挙し,等しい辺の有無に応じて順列数を数える。

解答

(1)

3つの目を小さい順に と並べる。直角三角形の3辺になるには を満たす必要がある。でこれを満たす三角形の組は だけである。

サイコロの3回の出方は順序付きなので,の並べ方は 通りである。全事象は 通りだから,求める確率は である。

(2)

同じくとする。鈍角三角形になる条件は である。では三角形にならないか鈍角にならない。について調べると,条件を満たす組は である。

このうち3辺がすべて異なるものは5組あり,それぞれ通りの順序がある。また2辺が等しいものは の3組であり,それぞれ3通りの順序がある。したがって有利な出方は 通りである。よって求める確率は である。

別解。 を最大辺として固定すると,が残る。これを順序付きに戻しても同じく39通りとなる。