過去問データベース 過去問を探す

東北大学 2016年度
後期・理系数学 後期 第6問

問題

以下の問いに答えよ。

(1) を正の整数として,次の定積分を求めよ。

(2) 次の積分値を最小にする実数の値と,その最小値を求めよ。

出典:東北大学 2016年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第6問

方針

(1)は部分積分を2回行い,を使って境界項を整理する。(2)は積分をの2次式として展開し,(1)での場合のを使う。さらにを求め,平方完成で最小値とそのときのを出す。

解答

(1)

とおく。部分積分を行うと

である。なので第1項は0である。

さらに

である。ここで であり, である。したがって である。よって である。

(2)

積分を展開すると

である。

(1)でとすると である。また なので である。さらに

である。

したがって である。平方完成すると である。よってを最小にする実数 であり,その最小値は である。

別解。(2)はを変数とする2次関数の最小問題である。積分値をすべて数値化したあと,係数を確認すれば,下に凸なので平方完成だけで最小が決まる。