東北大学 2013年度
後期・理系数学 後期 第2問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 理系
- 分野
- ベクトル、図形と方程式、微分
- 解法
- ベクトル成分計算、内積の利用、微分による最大最小
- 難易度
- 7 / 10 計算量 7 / 10 目安 —
問題
tは0<t<1を満たす実数とする。1辺の長さが1の正四面体OABCにおいて,辺OAをt:(1−t)に内分する点をD,辺OBを2:1に内分する点をE,辺ACを2:1に内分する点をFとする。3点D,E,Fが定める平面をαとし,平面αと辺BCとの交点をGとする。
(1) OGをOB,OC,およびtを用いて表せ。
(2) 0<t<1における△EFGの面積の最小値を求めよ。
出典:東北大学 2013年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問
方針
文系後期第4問を t で一般化して考える。G を辺 BC 上の (1−u)OB+uOC と置き、D,E,F,G の同一平面条件を係数比較して u=t を求める。面積は EF と EG の内積で2乗を計算し、t の二次式の最小値に帰着する。
解答
(1)
とおく。正四面体なので
∣a∣=∣b∣=∣c∣=1,a⋅b=b⋅c=c⋅a=21
である。
各点の位置ベクトルは
OD=ta,OE=32b,OF=31a+32c
である。G は辺 BC 上にあるので OG=(1−u)b+uc とおく。 D,E,F,G が同一平面上にあるので DG=λDE+μDF と表せる。ここで
DE=−ta+32b,DF=(31−t)a+32c
である。係数を比較して
1−u=32λ,u=32μ,−t=−tλ+(31−t)μ
を得る。最初の2式から λ=23(1−u),μ=23u であり、これを3式目へ代入すると −2t=−3t(1−u)+(1−3t)u=−3t+u となる。したがって u=t である。よって OG=(1−t)OB+tOC である。
(2)
(1) より
であり、
である。内積関係を用いると ∣EF∣2=95, また
∣EG∣2=(31−t)2+t2+(31−t)t=t2−31t+91
である。さらに EF⋅EG=1812t−1 である。
したがって
[△EFG]2=41(∣EF∣2∣EG∣2−(EF⋅EG)2)
より [△EFG]2=129636t2−36t+19 である。平方根をとる前に、この二次式を最小にすればよい。平方完成すると 36t2−36t+19=36(t−21)2+10 である。0<t<1 で t=1/2 は許されるので、面積の最小値は 129610=3610 である。