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東北大学 2010年度
後期・理系数学 後期 第5問

問題

以下の問いに答えよ.

(1) の範囲でを満たすの個数を求めよ.

(2) の範囲でを満たすの個数を求めよ.

出典:東北大学 2010年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第5問

方針

とおき,まず における方程式の解の個数を数える。その後, なら は1個, なら は2個対応することを使って戻す。(2) は の符号と単調性・凸性を区間ごとに調べる。

解答

(1) とおくと, に対して である。方程式は となる。

の範囲では, から まで動く。この範囲で となるのは のときである。したがって である。

はどちらも にあるので,それぞれに対して の解は2個ずつある。よって解の個数は である。

(2) 同じく とおくと,方程式は である。そこで とおき, で零点の個数を調べる。

まず である。また

であり, である。したがって に少なくとも1つ零点がある。

この区間を含む では である。 では なので である。よって は増加関数であり, はこの区間で一度減少してから増加する形になる。したがって における零点は,端点 と,その後の1個だけである。

次に では であり,両方が同時に0になることはない。したがって であり,零点はない。

最後に では であるから, は単調減少する。また である。したがって には零点が1つだけある。

以上より, の解は の合計3個である。 の1個だけを与え,残り2つの解は にあるので,それぞれ を2個ずつ与える。

したがって の解の個数は である。