問題
の方程式が解をもつような実数の範囲を求めよ.
出典:東北大学 2004年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問
方針
とおけば で、 により1変数の条件になる。絶対値を外して と の2場合に分ける。どちらも は不可能なので を の関数として表し、, でそれぞれ値域を調べる。最後に2つの場合の和集合を取る。
解答
とおくと、 であり、 である。したがって与えられた方程式は となる。
まず の場合を考える。このとき であり、 では成り立たない。よって である。 では、 は で最小値 をとり、 で限りなく大きくなるから である。 では とおくと であり、 である。
次に の場合を考える。このとき であり、やはり では成り立たない。したがって である。 では は増加し、 で 、 で となる。よって である。 では同じ式が増加し、 で 、 で となる。よって である。
以上を合わせると、最初の場合の または は、後の場合から得られる範囲に含まれている。したがって求める範囲は である。