問題
(は定数)の逆関数をとする.
(1) を求めよ.
(2) とのグラフの共有点の個数を求めよ.
出典:東北大学 2003年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第5問
方針
まず逆関数を定義域込みで求める。共有点については、 が単調増加であるため、 とその逆関数の交点は直線 上にあることを確認する。したがって 、すなわち の正の解の個数を、導関数と最小値で分類する。
解答
(1)
とおく。両辺の自然対数をとると であるから である。したがって逆関数は である。
(2)
は単調増加である。 と の共有点を とすると、 かつ である。後者は を意味する。
もし なら、 の単調増加性より すなわち となり矛盾する。 の場合も同様に矛盾する。よって共有点は必ず 、つまり直線 上にある。
したがって共有点の個数は を満たす正の の個数に等しい。両辺の対数をとると だから である。 とおくと である。したがって で 、 で であり、 で最小値 をとる。また で 、 で である。
よって の正の解の個数は
である。したがって共有点の個数も
である。