過去問データベース 過去問を探す

東北大学 2001年度
後期・理系数学 後期 第5問

問題

に対して,曲線

の長さをとする.

(1) この曲線の概形を描け.

(2) を求めよ.

(3) の関数として単調増加関数であることを示せ.

出典:東北大学 2001年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第5問

方針

導関数から曲線の増減・対称性・凸性を調べて概形を描く。弧長は を計算すると に簡単化する。単調性は を微分し、分子を別関数としてその導関数が正であることを示す。

解答

(1)

曲線は である。右辺は に変えても変わらないので、グラフは 軸に関して対称である。

導関数は である。したがって では では であり、 で最小となる。最小点は である。

また なので、グラフは下に凸である。よって概形は、 軸対称で、 を最小点とする下に凸の曲線である。

(2)

弧長公式より である。ここで

である。したがって である。

よって

したがって である。

(3)

(2)より である。微分すると である。

分子を とおく。すると である。 では なので である。また で0に近づくので、 である。したがって となり、 の単調増加関数である。