問題
において,正の数があり,が成り立っている.
(1) をの式で表せ.
(2) ,,をの式で表せ.
出典:東北大学 1998年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第2問
方針
正弦定理により、角 の対辺の比を と置く。そこから余弦定理で をそれぞれ の式にする。(1)は代入後に分母をそろえて整理し、(2)では同じ式をそのまま答える。辺の置き方を明示して、どの角に対応する余弦かを取り違えないように進める。
解答
角 の対辺の長さをそれぞれ とする。正弦定理より
である。したがって、辺の比を とおける。以下、, , として計算する。
余弦定理より
である。同様に
であり、
である。
(1)
上の式を代入すると
である。これらを加えると となる。
(2)
求める値は
である。実際に三角形が存在する の範囲では、辺 が三角不等式を満たしており、上の余弦定理の式がそのまま対応する。