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東北大学 1998年度
文系数学 前期 第4問b

問題

実数の数列

を満たすとき,

(1) の値を求めよ.

(2) 数列の和を求めよ.

出典:東北大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第4問b

方針

から数列は周期5で決まる。さらに を5で割った余りに注目して使うと,余り に対応する項がすべて等しいことが分かる。これを ,余り0の項を と置き,和と積の条件から を決定する。最後は周期5の和として部分和を表す。

解答

(1)

は5を法として巡回するので である。これをとし、とおくと である。これを解くと である。したがって である。

(2)

数列は周期5で を繰り返す。と書くと、1周期の和は4であり、余りの部分はである。よって である。 を5で割った余りで掛けていくと と循環する。したがって である。この共通値を とすれば である。 を代入すると すなわち これは で,実数解は だけである。よって である。

部分和では,1周期 の和が である。 と書けば,余り部分は 個なので となる。