過去問データベース 過去問を探す

東北大学 1998年度
文系数学 前期 第2問

問題

とし,を自然数とする.

とする.このとき

の大きさの順に並べよ.ただし,対数は常用対数とする.

出典:東北大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第2問

方針

の相加平均の対数, は幾何平均の対数である。まず を直接確認する。次に は相加平均と幾何平均の大小で示し,最後に は対数を外して正数の不等式に戻し,展開差を に因数分解する。

解答

まず である。また相加平均は幾何平均より大きいので であり、したがって である。

さらに すなわち と同値であり、これは から成り立つ。よって である。

補足すると,対数は増加関数なので,正の数どうしの大小を比較してから対数を取ってよい。特に を示せば,両辺の常用対数を取って が従う。差を計算すると であり, だから確かに正である。等号が成り立つのは だけで, を含む二つの不等号は厳密である。