問題
とし,とする.
(1) の極値を求めよ.
(2) 極限値を求めよ.
出典:東北大学 1995年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第5問
方針
絶対値を と に分けて外し,それぞれで微分する。 により臨界点の並びが になることを確認し, は微分不能だが左右の増減から極大と判定する。(2) は積分区間 全体で なので, として積分する。
解答
(1) では なので である。したがって である。よって 側では が増減の境目になる。
一方, では なので であり, である。 なので, では常に であり, である。
増減をまとめると, で増加, で減少, で増加, で減少する。したがって で極値をとる。値は である。左右の増減より, と で極大, で極小である。したがって である。
(2) 積分区間は であり,この範囲では常に である。したがって を用いればよい。求める量は
である。
部分積分を2回行うと である。よって
である。ここで
だから である。