東北大学 1992年度
後期・理系数学 後期 第1問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 理系
- 分野
- 関数、微分
- 解法
- 絶対値の処理、場合分け、微分による最大最小
- 難易度
- 6 / 10 計算量 5 / 10 目安 16分
問題
関数
f(x)=2(x2+1)x2+1+∣6x−8∣
の極値を求めよ.
出典:東北大学 1992年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問
方針
絶対値の中身 6x−8 の符号が変わる x=4/3 で場合分けする。各範囲では有理関数になるので微分して増減を調べる。ただし x=4/3 は式の切り替わり点であり,左右の導関数の符号が負から正に変わるかを直接確認して極小として扱う。候補点 −1/3,4/3,3 の値を最後に計算する。
解答
絶対値の中身は 6x−8 であるから,x=4/3 で場合分けする。 x≦4/3 のとき,∣6x−8∣=8−6x なので f(x)=2(x2+1)x2+1+8−6x=2(x2+1)(x−3)2 である。微分すると f′(x)=(x2+1)2(x−3)(3x+1) である。 x≧4/3 のとき,∣6x−8∣=6x−8 なので f(x)=2(x2+1)x2+1+6x−8=2(x2+1)x2+6x−7 である。微分すると f′(x)=−(x2+1)2(x−3)(3x+1) である。
増減を調べる。x≦4/3 では,x=−1/3 で導関数の符号が正から負に変わるので極大である。また,x=4/3 の左側では f′(x)<0 であり,右側では f′(x)>0 だから,x=4/3 は極小である。x≧4/3 では,x=3 で導関数の符号が正から負に変わるので極大である。
値を計算すると f(−31)=2(1/9+1)(−10/3)2=5, f(34)=2(16/9+1)(4/3−3)2=21, f(3)=2(9+1)9+18−7=1 である。したがって極値は
x=−31 で極大値 5,x=34 で極小値 21,x=3 で極大値 1
である。