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東京工業大学 2014年度
理系数学 第1問

問題

3以上の奇数 に対して, を次のように定める。

(1) はどちらも整数であることを示せ。

(2) は4の倍数であることを示せ。

出典:東京工業大学 2014年度 前期日程 理系 第1問

方針

まず を用いて和を計算し, に直す。 は4個の連続整数の積が24で割り切れることから整数とし, とおいて三角数に帰着する。(2)は同じ 表示で差を 倍の整数として書く。

解答

(1)

であるから,

である。したがってとなる。4個の連続整数 の積には3の倍数が1つ含まれ,さらに4個連続する整数の中には4の倍数が1つ,または2で割って2余る数と偶数が1つずつ含まれるので,8の倍数も含まれる。したがってこの積は で割り切れる。よって は整数である。

また, は3以上の奇数なので は1以上の整数 とおける。このとき

であり, の一方は偶数であるから は整数である。

(2)

(1)で得た式から

である。 とおくと,

となる。連続する3整数 の積は6で割り切れるので, は整数である。したがって は4の倍数である。