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大阪大学 2010年度
理系数学 第2問

問題

とする.2つの曲線

の交点のうち,座標と座標がともに正であるものをとする.におけるの接線をそれぞれとし,軸との交点をそれぞれとする.の範囲を動くとき,線分の長さの最小値を求めよ.

出典:大阪大学 2010年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

とおき,2曲線を連立して正の交点 の座標を求める。接線は,楕円・双曲線の標準的な接線公式を使って 軸との交点だけを求めればよい。 座標の差が になるので, で相加相乗または微分により最小化する。

解答

とおく。条件 より である。

交点 の座標を求める。 とおくと,2曲線の式は および である。第1式から であり,これを第2式に代入すると である。両辺に を掛けて となる。したがって である。 より だから である。よって より であり,第1式から なので, より である。したがって である。

次に接線を求める。 の点 における接線は である。 を代入して である。 軸との交点では なので より である。

また, の点 における接線は である。したがって すなわち である。 とすると だから である。

よって線分 の長さは である。 でこれを最小にする。相加相乗平均より である。等号は すなわち のとき成り立つ。この値は を満たす。

したがって求める最小値は である。