問題
実数全体で微分可能でが連続な関数は、で極大値、で極小値、で極大値1をとり、他では極値をとらない。また、でとする。
(1) の概形をで描け。
(2) の概形をで描け。
(3) を求めよ。
出典:大阪大学 2005年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第5問
方針
(1)は指定された極大・極小と両端の極限から増減を決める。(2)は を用い、 の2つの零点で の増減が変わり、 の3つの極値点で の凹凸が変わることを反映する。(3)は極大点で を使う。
解答
(1)
極値の並びと他に極値がないことから、 は
する。指定された値と極限を通る概形は次の通りである。
(2)
単調性と値から、 は 、 にそれぞれ1つある。 だから は で増加、 で減少、 で増加する。また だから、凹凸は で順に変わる。したがって概形は次のようになる。
(3)
微積分学の基本定理から
は微分可能な の極大点なので である。したがって