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大阪大学 1997年度
理系数学 第2問

問題

平面上において,直線上にない点をとる.
直線上に点を線分と直線が直交するようにとり,点を中心として直線を角度だけ回転して得られる直線をとする.
直線上にない点をとり,直線に関してと対称な点をとる.また点を中心として点を角度だけ回転して得られる点をとする.
このとき線分の中点は直線上にあることを証明せよ.

出典:大阪大学 1997年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

座標を取り、軸、垂線の足を原点、とする。ならに関する対称点はである。中心にだけ回転した点の座標を倍角公式で表し、の座標を計算する。直線は原点を通り方向角をもつので、方程式を満たせばよい。最後はをこの式に代入し、, で項が消えることを示す。

解答

座標を、直線軸、点が原点、点 となるようにとる。ただしである。このとき、直線は原点を通り、軸となす角がの直線である。したがっての方程式は である。 とおく。上にないのでである。軸に関して対称な点は である。点から見たの位置ベクトルは である。これを角だけ回転すると

である。したがって

である。

線分の中点 である。上にあることを示すには を示せばよい。 , , とおく。倍角公式 を用いると

よってである。したがっては直線上にある。