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大阪大学 1996年度
理系数学 第4問

問題

中心半径1の円の円周上の2点をとし, とする.における円の接線と直線との交点をからに下ろした垂線の足をとし,弧と線分で囲まれる部分をとする.次の問いに答えよ.

(1) の面積の面積に対してを求めよ.

(2) を軸としてを回転させてできる立体の体積を回転させてできる立体の体積に対してを求めよ.

出典:大阪大学 1996年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問

方針

座標を と置く。面積は扇形から三角形を引いて を作る。体積は を二つの円すいに分け、 軸まわりの回転体として一変数積分で表す。最後は を因数として取り出して極限を評価する。

解答

(1)

座標を とおく。点 における円の接線は である。これと 軸との交点が なので である。

したがって の底辺を 、高さを 座標と見ると である。

一方、 は扇形 から直角三角形 を除いた部分である。扇形 の面積は 、三角形 の面積は であるから である。よって

である。 のとき なので である。

(2)

のまわりに回転すると、点 から に下ろした垂線の足 を境に、二つの円すいに分かれる。共通の底面半径は であり、高さの和は である。したがって

である。

次に 、すなわち 軸のまわりに回転する。 で、上端が円 、下端が 軸であるから である。計算すると

である。ここで

である。また である。よって

となる。

さらに

である。したがって

である。