過去問データベース 過去問を探す

大阪大学 1990年度
理系数学 第2問

問題

無限級数は収束することを示し,その和を求めよ.

出典:大阪大学 1990年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

積和公式で を2つの余弦の和に分け、積分を明示的に求める。得られる第 項は を含む有理式で、部分分数分解すると隣り合う項が消える形になる。部分和 を端の項だけで表し、その極限を取ることで、収束と和を同時に示す。

解答

積和公式より である。したがって

である。

よって級数の第 項は である。ここで だから、第 部分和を とすると

である。実際に並べると となる。中間の の項は符号が反対の隣の項と打ち消し合うためである。

したがって である。よって与えられた無限級数は収束し、その和は である。