過去問データベース 過去問を探す

大阪大学 1984年度
理系数学 第4問

問題

に対してとおく.に対してによって関数を定義する.このときを求めよ.

出典:大阪大学 1984年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問

方針

固定した について漸化式を展開し、 から来る項と、途中で加わる の項に分ける。最後に を代入し、前者は で評価する。後者は の形に直し、区間 の定積分として極限を計算する。

解答

固定した について、漸化式 を順に展開する。すると である。これは、 を掛けられ、途中で加わった がその後 を掛けられることから分かる。

ここで とおく。まず第1項について である。さらに だから である。

次に和の部分を考える。

である。これは と見ると、関数 における和の極限である。したがって である。

この積分を部分積分で計算すると

である。

よって求める極限は である。