過去問データベース 過去問を探す

名古屋大学 2003年度
理系数学 第2問

問題

を原点とする座標平面上の,半径1の円周と直線 との交点をとする.円周上の点の範囲を動く.線分と線分の交点を,点から線分へ下ろした垂線の足をとするとき,線分の長さの最大値をを用いて表せ.

出典:名古屋大学 2003年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

を円周上に置き、 として1変数化する。直線 は原点と を結ぶので、水平線 との交点 である。一方、垂線の足 なので、 となる。 を使って の関数にし、微分して で最大になることを示す。

解答

とおく。 は円周 上で にあるから である。

直線 上の点は と表せる。これが直線 上にあるとき であるから である。したがって である。また、点 から水平線 へ下ろした垂線の足は である。

よって である。 なので括弧内は正である。したがって である。 とおく。整理して微分すると である。区間 では , である。したがって の符号は の符号で決まる。 なので である。よって で増加し、 で減少する。したがって最大は のときに生じる。

このとき

である。ゆえに最大値は である。