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名古屋大学 1998年度
理系数学 第1問

問題

曲線 上の点 での接線をとし,から軸へおろした垂線の足をとする.さらに,接線軸,および曲線で囲まれた図形の面積を,曲線と軸,および線分で囲まれた図形の面積をとする.

(1) を求めよ.

(2) の時のの極限を求めよ.

出典:名古屋大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第1問

方針

接線の式を出し、その 軸との交点から接線と 軸でできる三角形の面積を求める。 はその三角形から の曲線下の面積を引くと整理しやすい。極限では を明記し、分子・分母を で割って低次の項が消えることを確認する。

解答

(1)

曲線 の導関数は であるから、点 における接線 すなわち である。この接線が 軸と交わる点の 座標は、 として より である。

接線と 軸でできる三角形は、高さ 、底辺の長さ をもつ。したがってその面積は である。一方、曲線と 軸、および線分 で囲まれた面積は である。部分積分、または を微分して確認することで だから となる。したがって であり、 である。

(2)

は点 座標に等しいので である。よって

である。分子・分母を で割ると

となる。 のとき であるから、右辺は に近づく。したがって である。