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名古屋大学 1987年度
理系数学 第2問

問題

原点を中心とする半径1の円周の第1象限の部分をとする.上を動く点 を考え,線分軸と曲線とで囲まれたおうぎ形の面積をとし,点を通りに接する直線と軸と曲線とで囲まれた部分の面積をとする.の小さいほうの値をとおく.またはのときはとする.このとき,積分を求めよ.

出典:名古屋大学 1987年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

まず は半径1、中心角 のおうぎ形だから である。 は点 における接線 と円弧との差を積分して求める。 となるので、大小が入れ替わる角 で定め、 に分けて積分する。

解答

半径1、中心角 のおうぎ形だから

における円の接線は である。接線と円弧の間を積分すると

したがって

は単調に減少する。 となる をとれば

である。求める積分を とすると

ここで

だから

したがって求める値は である。