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九州大学 2016年度
後期・理系数学 後期 第5問

問題

媒介変数 (ただし)で表された曲線で囲まれた領域の面積を求めよ。なお領域が複数ある場合は,その総和を求めよ。

出典:九州大学 2016年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第5問

方針

なので、同じ高さ に対応する媒介変数は の2つだけである。そのとき 座標は符号が反対になり、水平断面の幅は になる。複数の領域があっても、高さごとの横幅を積分すれば総面積を一度に求められる。最後は で絶対値を外して計算する。

解答

であるから、同じ高さにある点は に対応する。ただし である。この2点の 座標は である。したがって高さ における横幅は である。

また である。領域が複数に分かれていても、各高さで曲線に挟まれる横幅を足し合わせれば総面積になるので、求める面積

である。

では では だから である。部分積分により だから である。また

である。よって である。

別解。 の符号が変わる で領域を分けると、 の部分の面積は の部分の面積は である。これらは上下に並ぶ別々の囲まれた領域の面積に対応し、合計して同じく となる。