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九州大学 2015年度
後期・理系数学 後期 第3問

問題

を0以上1以下の実数とする。このとき,以下の問いに答えよ。ただし,が実数のとき,のうちの最大の数を表し,のうちの最大の数を表す。

(1) の最小値を求めよ。

(2) の最小値を求めよ。

出典:九州大学 2015年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問

方針

(1) は とおけば で、 の大きい方を最小にする問題になる。(2) は最大値を とおき、 から 、さらに から下限を作る。得られた下限を実際に達成する を提示して最小値を確定する。

解答

(1)

とおく。 なので である。考える量は である。 のときは であり、 のときは である。したがって常に である。

一方、例えば とすれば となり、 である。よって最小値は である。

(2)

とおく。このとき であり、 なので である。また だから とは限らない点に注意し、 から を得る。さらに であるから が必要である。

したがって である。 なので、この不等式から を得る。つまり、どのような に対しても である。

次に、この値が実際に達成されることを確認する。 とおく。 を満たすので である。ここで とすれば である。さらに であるから条件を満たしている。このとき である。

よって最小値は である。