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九州大学 2015年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

座標空間における直方体において,点の座標をそれぞれ,点の座標をそれぞれとする。また,線分に内分する点を,線分に内分する点をとする。ただし,である。このとき,以下の問いに答えよ。

(1) 線分と平面の交点をとし,ベクトルをそれぞれとしたとき,ベクトルで表せ。

(2) 平面に対して垂直なベクトルを求めよ。ただし,その成分は1とする。

(3) ベクトルが平面に対して垂直となるとき,で表せ。

出典:九州大学 2015年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

を基底として、各点の位置を係数で表す。平面 上の点は の重み付き平均で表せるので、 上の点 と係数比較して を求める。法線ベクトルは平面上の2方向 に垂直なベクトルとして計算する。最後は が法線ベクトルと平行になる条件から の関係を出す。

解答

とおく。座標で見れば である。

(1)

は線分 に内分するので である。また点 は線分 に内分する。 から見て の位置にあるから、 である。 は線分 上にあるので、ある実数 を用いて と書ける。

一方、 は平面 上にある。平面 上の点は、実数 を満たすものを用いて と表せる。したがって、 の係数を比較すると である。よって となる。したがって である。

ゆえに である。

(2)

平面 上の2方向ベクトルとして を取る。

求める垂直ベクトルを、 成分が1であることから とおく。これが に垂直である条件は すなわち であり、 を得る。また に垂直である条件は すなわち である。よって である。

したがって求めるベクトルは である。

(3)

(1)より、 の向きは の向きと同じである。これが平面 に垂直になるには、(2)の法線ベクトル と平行であればよい。

第1成分と第3成分を見ると、 となる必要がある。第2成分を比較して である。したがって である。ただし、もとの条件 を満たすためには すなわち である必要がある。