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九州大学 2014年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

行列について以下の問いに答えよ。

(1) を実数とする。行列かつを満たすとき,をそれぞれを用いて表せ。

(2) 平面内の点

で定める。ただし,とする。このときおよびを求めよ。また,点を通り,で与えられる直線と直交する直線の方程式を求めよ。

(3) 直線と直線の交点をとし,の距離をとする。このときを求めよ。

出典:九州大学 2014年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

(1) は を成分比較し、 まで出してから を決める。(2) は を考えると、行列 による変化がそれぞれ2倍、倍になることを使う。これにより を明示し、直線 は傾き を通る直線として求める。(3) は の交点を出し、2点間距離の極限を取る。

解答

(1)

とする。まず

である。一方

である。 より成分を比較すると である。これらから を得る。さらに を代入すると である。したがって であり、 である。よって である。

(2)

より

である。和と差を取ると であり、 である。初期値 から なので である。したがって

である。

直線 と直交する直線は傾き である。点 を通るので すなわち である。よって である。

(3)

直線 の交点 である。したがって

である。よって である。したがって である。