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九州大学 2013年度
後期・理系数学 後期 第3問

問題

数列を次式により定める。

このとき,以下の問いに答えよ。

(1) すべてのに対して,平面上の点が双曲線の上にあることを証明せよ。

(2) は正の実数とし,行列が次の関係式を満たすとする。

このとき,を求めよ。

(3) 数列の一般項を求めよ。

出典:九州大学 2013年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問

方針

まず漸化式を成分で書き、 を直接展開で示す。(2)は指定された形の行列 の列ベクトルを使って、 がそれぞれ何倍になるかを調べると が決まる。(3)は がそれぞれ一定倍されることを使い、連立して を取り出す。

解答

(1)

漸化式を成分で書くと である。したがって である。初期値は だから である。よって帰納的に、すべての が成り立ち、点 は双曲線 上にある。

(2)

の2つの列ベクトルは

である。行列

について、関係式は

を意味する。

1つ目から

である。したがって であり、代入して すなわち を得る。 より である。よって である。同様に2つ目から を得る。

(3)

(2)の計算は、量 がそれぞれ一定倍されることを表している。実際、漸化式から であり、 である。初期値より だから である。2式を足し引きして を得る。